
川の対岸に目を向けると、当時の塔の無いドミニコ修道院の教会建築の修築があります。ここでは1993年までバンベルク交響楽団が演奏していました。今日ではムース通りにある新築のコンサートホールに移っています。
さらに下流の方の大きな黄色い建物まで目を向けます。これはバンベルク市民が冗談で“カフェ・砂風呂”と呼ぶ刑務所です。さらに上を見ると丘の上に修道院があ
ります。これはミヒャエルスベルク修道院で1015年にベネディクト会が建てたものです。
1993年はバンベルク交響楽団が移った年ですが、この年バンベルクはユネスコより世界遺産として認定されました。この街は第2次大戦で比較的軽度の被害を受け、歴史的遺産はほとんどそのままのこりました。
ザントケルヴァ
有名なザント教会開基祭(ザントケルヴァ)を忘れてはなりません。これはザント通りにあるエリザベス教会の奉献式に合わせて開かれるもので、いつも8月第三週末に行われます。
興味深いのは古い習慣の継続です。観客の楽しみの為に鳥撃ちが行われます。しかしもう実際に鍋の下に鳥はいません。鳥は直撃の際、不必要に驚かされるだけでしょうから。レグニッツの漁師達は祭りのテントの前の広いところで伝統的な“魚刺し”を行います。これは競技者が棒を水の中に突き刺しあうものです。この種の競技は長い伝統を持ち、もともと中世の騎士の戦いをまねたものでした。1498年にはすでにバンベルク市の記録があります。当時ウンター橋のところに観客が大勢訪れ、橋の欄干が壊れ、直さねばならなかったこともあります。